前回の続きです(o^^o)

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それから数日後、おかしな事が立て続けに起きた。

最初はよくやる勘違いや気のせいかと思ったけど、エスカレートしていく事態にそうじゃないと確信した。


最初は誰かに見られてるような、後を尾けられてるような、そんな違和感だった。
振り返っても誰もいないし、気のせいだと、自分に言い聞かせた。


しかし、干したはずの下着がなくなっていたり、閉めたはずの家の鍵が開いていたりと…段々気味が悪くなった。



『これって…あの記者の人に会ってから始まってる?この気味の悪い感じなんだろ…』

『考えてても仕方ない…このままじゃ、子供たちの身も危ないかも。とりあえず…暫く実家に預けよう…』


そう決めて、子供達を実家に預け、わたしは疑問だった記者について解決しようと事務所へ向かった。


「お疲れ様ですー」
デスクで何人かのマネージャーが仕事をしていた。
社長の姿をキョロキョロと探すが、姿がない。
「あれ?社長は?」
「ああ、今女の子と面接行ってるよ、帰ってくるのは1時間後ぐらいかな?」

何か用事?伝えておこうか?
と、言われたが、大丈夫です、と断った。


ふと、事務所に貼ってある男性の写真に目がいった。

見覚えのある顔。


…………!!!!


心臓が強くドキンッと高鳴った。


この人…あの時の…



「さなちゃん!!」

ビクッ!!!!!!

思わず、ヒィッと声が出た。
事務所内はそんなに暑くないのに冷や汗をかいていた。

「どうしたの?体調悪い?」
「あ…いえ…あのこの写真て…」

「ん?あー、少し前から女優さんを狙って声をかける変質者がでててね、女優さんにも警戒して貰うために貼ってるんだよ。…さなちゃん騙されやすいからなぁ~、気をつけてよ!」

そう、マネージャーは笑いながら自分の席へ戻っていった。



その後の記憶はない。
どうやって電車に乗ったのか、気づいたら最寄りの駅まで帰ってきていた。

喉の奥が苦しい感じ。

…マネージャー、もう私、騙されてます。
どうしたら…


その言葉が言えなかった。





夜の帰り道、おぼつかない足取り。

ふらふらとしてた自分も悪かったかもしれない。

「……っ…ひぃっ…たすけ……て…!!!!!」

その声は車の音にかき消され、街灯の少ない夜道では誰にも届かなかった。



私は、あの記者を名乗る男に睡眠薬のような物を嗅がされ、気を失っていた。


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次回、エロ展開ですよ!


こうゆう妄想を日々繰り返しちゃうんですよね。

こないだも電車の中で中年の男性を見ながら、あの人とキスしたらどんな感じだろう、と妄想しました。
少し清潔感のある中年男性。
イケメンでは無い。

こういう人ほど、家庭には内緒にしてる性癖があるんだろうな…なんて、ね(笑)